2017年8月29日火曜日

Illustrator CS2 埋め込み画像に枠を付ける方法

久しぶりの更新。

仕事で簡単なPOPやチラシを作ることが多い。
使うのはCS2のイラレ(Illustrator)、Photoshopが中心。

で、いつも「めんどくさいな」と思っていたのが、イラレで、配置した画像(写真など)に枠線を付ける作業。

イラレのオブジェクトじゃないからか、通常「線」は使えないし、「アピアランス」の「線」「塗り」の追加も効かない。

最新のイラレには機能があるのかもしれないけど、手元にあるのはCS2だし。

しょうがないので、別に四角で枠を作ってグループ化とかしていたのだけど、写真を斜めに配置したり、マスクで複雑な形に抜いた後に枠を付けるのがとても面倒だった。

で、色々と試してみたら、とりあえずこれで行けるんじゃないか?
という方法があったので、忘れないようにメモ。




1.Illustratorで、画像を「配置」で取り込む。

2.リンクのままでも良いけど、念のために埋め込んでおく。
  ※この方法を使うと最終的に画像は埋め込まれる

3.配置した画像を選択して、メニューの「オブジェクト」→「透明部分を分割・統合」を選ぶ。

4.特に何も考えず「設定」を「高解像度」にして「OK」する。
  ※別に低解像度でも大丈夫のようだけど念のため。
  ※画像をリンクにしていても、この段階で強制的に埋め込みにされるよう。

5.あら不思議、画像に「線」が入れられるようになる! 
  ※「アピアランス」の「線」ではなく、ツールバーなどのカラーの「線」で色が付けられる
  ※線の太さとかも変えられる。


この方法の良いところは、画像にマスクをしている時に、ちゃんとそのマスクに添って線が追加できるところ。

「透明部分を分割・統合」で、元の画像に多少なりともなんらかの処理が走っている可能性があるので、高解像度な写真などを使用した場合、多少なりとも劣化があるかも?

そもそもあまり使ったことがない機能なので、他にどんな影響があるかは正直ちょっとわからず…。
とりあえず、会社のプリンタで出力するぶんには問題なし。


大きなデメリットとしては、画像が埋め込まれてしまうので、 データ容量が大きくなってしまうこと。
でも、実は個人ルールで画像は埋め込む事にしているので、問題はなし。


個人的にはとても助かる発見。
はかどるわ。








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