「宇宙兄弟」などでかなりその名が一般的になってきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)。
その理事長に4月、奥村直樹さんが就任した。
もともとは金属畑の人らしく、かなり現場の匂いをもった人のようだ。
はやぶさ等のブームが去った後の、少し注目が薄れた日本の宇宙開発の、
良き水先案内人になってくれることを望む。
氏が毎日新聞のインタビューで、
「私は宇宙マニアじゃない。JAXAを“宇宙オタク”の特殊な世界にしたくない」
と語っていた。
ひと:奥村直樹さん=JAXA理事長に就任した 毎日新聞 2013年04月19日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130419ddm008070067000c.html
とても大事な言葉なのに、その真意が見えずらい発言だ。
こういう言葉が独り歩きしてしまうのは、 大変不幸だと思う。
マニアやオタクは、どんなジャンルであっても言ってしまえば「エンジン」だ。
彼らの熱量が、そのジャンルをどんどんと前にススメていく。
氏にはぜひ、
「宇宙マニアや宇宙オタクの考える特殊な世界を、
広く一般に広めるためのコンバーター」
になってほしい。
それが、エライ人の役割だと思う。
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