PC98時代からPower Macを経て現在のWindows11に至るはや30年程の私のPCライフの中で、かなり衝撃的な事案が。
他社がエクセルで作ったスケジュール表を元に、自分の手元で情報を追加するため、そのエクセルのデータをコピーした。
この時このコピーは、他社エクセル作成のスケジュールページを全体選択してCtr+C、それを自分エクセルで新規に立ち上げたページに、Ctr+vで吐き出した。
そのまま作業していて、ふと気がつくと、日付が1日ズレていたのだ。
8月20日は土曜のはずなのに日曜になっているのだ。
そしてよくみると、年数が2022年から2018年になっていた。
ちなみに上の図はわかりやすく年数まで出しているが、当初は日付のみ出していたので気がつくのにずいぶんと時間がかかった。相手側が単に日付を入力間違いをしたのかと思い、手入力で直そうとして、念のために日付の詳細をみたときにはじめてわかった現象だ。
よくよく調べてみると曜日がズレたのではなく、日付がズレたことがわかった。
つまり、2022年8月20日 が 2018年8月19日 として吐き出されたのだ。
こんな現象はこれまで色々とエクセルデータを触ってきて初めてのことだった。
そこで少し調べてみたら、これは公式も認める「仕様」のようだ。
▼マイクロソフトのページより
Excelの 1900 年と 1904 年の日付システムの違い
つまりエクセルの使用者により、そのデータが「1900年を基準にしているか」「1904年を基準にしているか」が異なる。この異なるデータ同士でコピーをすると、日付がズレる、そしてこれはなんと「仕様」なのだ。
こんな恐ろしいこと、この30年で初めて知った。
気軽に日付データをコピーして使用すると、気がつかない間に四年と1日日付がズレてることがある・・。それはデータを見ただけはもちろんわからない。そんなこと、世のエクセルマスターは、みんな知っているのだろうか。
あまりの衝撃に会社中に触れ回ってしまった。
※そして反応は薄かった。
ちなみに、「なぜ」日付システムが変更できるのか、違うデータが存在するのかに関しては、上記の公式をみてもわからなかった。
Google先生によれば、単純に言えば、MacとWinの違いらしい。
夏にふさわしい、背中がゾッとする話。
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