知人から、自宅のマンション内に無線LANを設置したい、とオファー。
無線LANに関しては、自宅、会社、親の実家、義実家などで設定してきたことがあるので、お任せ楽ちん!と思っていたのだが、思わぬ落とし穴があったのでメモ。
知人宅は、最近流行りのインターネット無料のマンション。
プロバイダの契約やルーターの設定が一切不要、各部屋にLANのジャックがあり、そこにケーブルを挿すだけでPCはインターネットに繋がるという、何ともお手軽設計。
とはいえ有線ケーブルだけだと何かと困るので、無線も飛ばしたいというのが、今回のオファー。
通常であれば、
[1] ブリッジモードにした無線LANルーターを設置し、
[2] 設定画面でルーターの名前(SSID)と接続パスワードをわかりやすいものに変更
で作業は完了、と思っていたのだが、この[2]でひっかかった。
[1]の段階でスマホ等はこの新しい無線LANのWIFI を拾っているのは確認できたので、機能としては問題ないのだが、PCのブラウザで無線LANルーターの設定画面に行こうとしても、どうしてもアクセスできない。
※ちなみにバッファローのルーターなので、設定画面のアドレスは「http://192.168.11.100」※ブリッジモードなので。
で、いろいろと調べてみたら、まず元からあるPCのローカルのIPが「192」から始まって無く「10」から始まっていた。
192も10も共に同じローカルIPだけど、環境が10にあるPCからは192の無線LANの設定画面には接続できないらしい。
というわけで、まずPCのIPを自動振り分けではなく、手動で192から始まるものに変えて、その状態で無線LANの設定画面にアクセスしてみることにする。
■PCのIPを変更する
1.コントロール パネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センター
「接続」の項目をクリックして、「プロパティ」を見る。
2.ネットワークの項目から「インターネットプロトコルバージョン4」を開き、「IPアドレスを自動的に取得する」から「次のIPアドレスを使う」に変更し、IPアドレスを「192.168.11.50」、サブネットマスクを「255.255.255.0」で固定。デフォルトゲートウェイやDNSサーバーの値は空欄のまま。
3.この状態だとPCはインターネットには接続できなくなる。が、気にせずそのままブラウザのアドレスに「http://192.168.11.100」を入力。するとルーターの設定画面に行ける。
4.ルーターの設定を変更して、最後にPCのIPを元に戻して作業完了。
以上。
それで無事にSSIDとパスワードを変更できた。
しかし、ローカルIPの設定とかただのおっさんにはハードルが高い!
0 件のコメント :
コメントを投稿